スピンとは何か 「電子はスピン回転する」という教科書記述の全面改定を迫る 量子力学の教科書は原子中の電子は核のまわりを公転すると同時に自身は自転すると教える。これを電子のスピン(自転)という。しかし電子の自転は物理的に完全な間違いである。理論物理学者は間違いであることを知っている。しかし間違いであるとは言わない。自分達が最初に主張し、量子力学の中心にした考えだからである。だから電子の自転は否定されても、電子のスピンは、現在も量子力学の基礎概念である!自転でなくスピンとは何か、その正しい答えはDiracとPauliのスピン理論である。核の直近傍を光速で通過する電子の運動を考えたDirac理論とSchrodingerが発見した3量子(k, l, m)では周期律表は説明できず、第4の「双子量子」が必要なことを示したPauli理論である。2人の理論は超高等で誰もそれを説明できない。100ページ以上を使って非専門家にも理解できるよう丁寧に説明したのが「自由人物理」である。それに対し、たとえ理解は不可能でも結論結果を知りたい人の為に表現したのが本論文である。