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見えてきたガンの正体

ガンは、体の命令を聞かなくなって、勝手に分裂増殖をつづける反乱分子、それもたった一個の細胞からうまれたクローンです。 細胞というクルマを操縦するドライバーが異常をきたし、外からの指令を聞かずに、勝手にクルマを操縦し、乗りまわすようになってしまったのです。

もくじ
見えてきたガンの正体
 
1 章 身のまわりのガン 
 それは突然やってくる/身のまわりのガン/ガンと食物との関係/ガンは運命?/押しつけられた運命/運命を待つ 

2 章 ガンとはこんなもの --- メタファーによる理解

 
 運命と科学者/科学と運命/技術者は運命を認めない/「たとえ」で理解する違い/メタファー=たとえで理解する科学/ガンは体の命令を聞かない暴走族集団/あなた自身から生まれた反乱者/あなたの分身がなぜいけないのか/暴走だけでガンなら人類はとうに滅亡/ガン細胞の自殺が安全装置/ガンをめぐる人間ウイルスの争い/もう一度、遺伝子って何だ/遺伝子は二つずつある/ガンにかかりやすい家系はあるのか/細胞が暴走をはじめてもまだ打つ手はある免疫系/考えるのは頭だけではない/免疫系が決め手/安全装置は何重なのか 
3 章 ガンをやっつける自衛組織 --- 免疫系の働き 
 医者は病気を治せない、治すのは免疫系/医者は免疫系について教えてくれない/免疫系チームメンバー、役割と本名/ガードマンと指揮官/どうやって情報を伝えるのか/細胞は自己と非自己をどうやって区別するのか/細胞は自己か非自己かをどこで学習するのか/自己、非自己の区別をどうやって記憶するのか/指揮官からの命令はどんなものか/細胞の増え方が二つある/目あての細胞にだけ命令を出すには/指令は何で伝えるのか/必要な細胞にだけ現れるレセプター/免疫系の天敵はウイルス/ウイルスのたちの悪さ/ウイルスにはなぜ知能があるのか/ウイルスの水際撃滅作戦/細胞に侵入する合鍵を持っているウイルス/免疫系は遺伝的知能 

4 章 遺伝子って何

 
 

なぜガンになるのか/科学の話 -- わかると理解の違い/遺伝子って何だ/血液型と遺伝子/遺伝子の三つの機能/遺伝子の構造/うまい自己複製の仕組み/生命とは何か/生命の表と裏/遺伝子はタンパク分子の設計図/遺伝子の暗号文を解読する/遺伝子は細胞を操縦する

 
5 章 細胞がガンになるのはなぜ 
 細胞の暴走とは/細胞サイクルをまわるのが野生細胞/細胞サイクルの途中で休んでいるのが正常細胞/正常細胞とガン細胞との違い/正常細胞はなぜ止まるのか/ガンとウイルス/ガン遺伝子の発見/ガン遺伝子はもとは自分のもの/なぜ自分自身の遺伝子がガンを起こすのか/ガンと進化/人間のガンは解明されたのか 
6 章 人がガンになるのはなぜか 
 遺伝子がいくつ変異するとガンになるのか/ガン制御遺伝子が存在するという数学的証明/2ヒットセオリー -- 二つの変異でガンになる/ガン制御遺伝子/気づかれなかった主役の登場/敵か味方かp53/細胞の自殺の仕方/細胞に自殺をさせるp53/災害発生時の最高司令官p53/人はどうしてガンになるのか 
6 章 ガンは治せるか 
 「ガンは治せるんでしょうか」/ガンの研究は治療に役立つているのか/遺伝子とウイルスを利用したガン治療/免疫系の働きでガンを治せるか/キラーT細胞以外にもあるキラー細胞/ガンの転移を抑えられる新発見の免疫細胞 
あとがき 

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