Jim Nishimura Web site
日本破産を生き残ろう
知的活動の足を引っ張る日本語
集団では強いが個人では?
集団では強いが個人では?

 もう一つ、アジアの他の国の人にできて、日本人にできないのがディスカッションです。発表に対して質問という形で意見を述べて議論を盛り上げるのが、国際会議ではいちばん大事なことなのに、日本人の質問は事実確認か一方的意見の開陳で議論にならないのです。
 これは社会生活の中にそういう習慣がないことからくる、どうしようもない弱点です。アジアの中でも、インド、シンガポール、マレーシア、フィリピンは、知識人は百パーセント英語で仕事をしていますから、議論のしかたも内容もネイティブ並みです。タイ、ベトナムは少し不慣れですが、プライドは高い人たちですから、議論ではひけをとりません。中国人はだいたい発音がひどく、マナーも悪いのですが、大声で主張し議論してきます。
 こういう人たちの中に入ると、手を振り、顔をしかめても出てくるのは単語だけ、文章にならない日本人は、言語(知的)に障害を受けているようにみえます。日本人は集団として強いだけで、個人は知的に弱いと見られています。普通、「知的」とは、言葉を使って考え議論することで、分数の計算ができても知的とは思わないからです。
ホームページに戻る
hajime@jimnishimura.jp